安倍総理が衆議院の解散を表明した会見で、解散理由について、消費税の使途の変更、そして北朝鮮に対する対応ということで国民の意見を聞くと説明してこの解散は「国難突破解散」だとしています。

野党はじめ反対論者はそれでも大義にならないと反発するでしょうが、北朝鮮の問題で日本として対話を取るのか圧力を取るのかというのはまさに重大な事項ですから、その一点でも大義は十分成り立ちます。

まあ私の中では「無駄議員一掃解散」でしかありませんが、実際気になって仕方が無いのは安倍総理の示す大義などではなく小池新党の「希望の党」のことばかりのようですね。

会見の質疑で

小池東京都知事が希望の党を立ち上げると表明した。都議選で都民ファーストの会が圧勝して自民党が惨敗した。希望の党が総理の戦いにどう影響を与えるのか。自公協力への影響は?という質問が出されましたが、

これに対して安倍総理が

「希望」というのはいい響きだと思います。小池知事は、第一次安倍政権では安全保障担当の補佐官を勤めてくれました。初の防衛大臣も第一次安倍政権で務めていただきました。つまり、安全保障の基本的な理念は同じだろうとこのように思います。

政治手法としては少し違うのかもしれませんが。いわば、この選挙においては、さまざまな政党がしっかりとその政策を前面に打ち出しながら、建設的な議論を行うことによって国民の期待に答えていきたい、このように思います。いずれにせよ、東京都知事である小池知事とは東京オリンピック・パラリンピックを成功させなければならないという共通の理念は持っています。その上で選挙戦はフェアに戦いたいと思っています。

と、安全保障面での方向性一致、改憲には触れずとも遠回しに「理念は一つだ」と答えていますから、今回の選挙でマスコミ期待の都民ファーストが議席を伸ばして、民進党以下が大敗ということになれば、全精力を注入してきた改憲阻止が水の泡になってしまうことにもなりかねないという気はしますが

新党がまだそのあたりを明確にせず、周辺の情報では中山氏との会談で憲法9条に関しては明言を避けたということで、選挙の顔の小池氏がこれまでの路線を手の平返しとなれば第二民進党そのものになってしまいますね。

まあマスコミとしては、改憲論を封じてくれるならば小池推しで全力投球したいところでしょうけれどもね。

解散の大義も整い、いよいよ選挙戦へ突入ということで、自民与党の勝利は確実視されてはいますが、やはりカギを握るのは「希望の党」ということになるでしょう。

デーブ・スペクター氏が「就職あっせん所」のようだと表していましたが、そこを払拭して政策で支持を集められるかが注目すべきところですが、この短期間で出来るのか、正直難しいとは思いますけれども国民の権利である選挙にもマスコミが介入してくるのかここは注目ですね!