民進党玉木雄一郎議員が、自身のブログで安倍総理の衆院解散表明の会見について触れていますが、その内容の批判はさておいて、記事の中で先日のテレビ番組で述べた持論を展開して野党結集を呼びかけています。

玉木氏はブログの中で

しかし、今回の解散は、野党にとっては最大のチャンスだ。

こんないい加減な「権力の私物化」とも言える政治を変えていかなくてはならない。

また、情報公開の徹底もひろく訴え、国のブラックボックスの蓋を開けていく選挙にしたい。

そして、ピンチをチャンスに変えるためには、今からでも遅くはない、共産党以外の野党は解党して一つの党に結集し、10月10日の公示日を迎えるべきだ。

これは、「オリーブの木」構想ならぬ「希望の木」構想だ。

実現すれば、与党を過半数割れに追い込むことができる。来月10月22日は政権交代の日として刻まれることになるだろう。

そして、政権交代こそ最大の情報公開だ。

と、述べています。

まあ先に民進党を自らの手で割るなり何なりして、その行動を示してからにするべきでしょうね。

選挙で挙党態勢を取るべき時に解党論を唱えたりしたら党内の風当たりが強いのではと思いましたが、民進党の場合はとにかく火事場から逃げたいという議員がひしめき合っているのですから、これは後押しする声のほうが多いでしょうね。

玉木氏が持ち出したイタリアの政党連合の「オリーブの木」は「平和の象徴で、丈夫で実がなる」という理由もあり、シンボルマークでしたよね。

ここで小池新党の「希望」を持ち出して同じ扱いということは、「希望の党」こそ野党結集のシンボルであり、そこに集まれと言っているわけですから、回りくどい言い方などせずに、政権交代のためには共産以外の野党は全員「希望の党」に集合しろとストレートに発言すればいいでしょう。

それで政権交代できると考えているのであれば、お花畑もいいところで、議員など向いていませんから引退したほうが身のためです。

希望の党は、現在の少人数でも右から左までの寄り合い所帯で理念も公約も打ち出せていません。代表はじめ、一体何がしたいのか、何が出来るのかが見えないような政党を核にして、とにかく人数合わせをしたところで有権者は動きません。

なぜなら、それがあなた方が民主政権で国民に示した「唯一の成果」だからです。

政策立案能力、公約実行能力があるかどうか。好き嫌いではなく選ばなくては大変なことになります。

あのときは自民党にお灸を据えようと軽い気持ちで投票した方も相当数いたでしょう。その思慮の無さが招いた結果に自戒している国民の目はそんな構想が浮上しても見向きもしないでしょう。

希望の党は小池ブランドが新発売を宣言したばかりで、まだ具材を集めている最中ですから、それがカレーになるのかシチューになるのか、中華なのかも判りません。

商品の名前だけ見せられて「ハイ!完成です!」と言われても、国民は味見が出来ないわけですから、おいそれと手を出すわけにもいかないのが普通の思考でしょう。

北朝鮮の核という安全保障で緊急的な課題を抱えている状況で、国民が政権交代を望むかどうか、想像することすら出来ない議員は不要です。

この選挙では微塵も、その痕跡すら残すことなく消えてもらいたいですね。