民進党の前原代表は改憲論者で、民共の共闘にも否定的な立場を示して、真逆の枝野氏との代表選挙戦を制したのですが、肝心の選挙が近づくと、全然言ってることが違いますね。

これでは、枝野氏とバトンタッチして念願の「共に民進党」を立ち上げた方が赤くまとまることが出来ると思いますけどもね!

日テレ系ニュースによると

民進党の前原代表は来月の衆議院選挙に向けて、小池東京都知事に近い若狭衆議院議員らが立ち上げる新党との連携に前向きな考えを示した。

民進党・前原代表「(新党は)第2自民党にはならない、第2民進党にはならないということで、政権交代を目指すということをおっしゃっている。(新党は)同じ方向性を向いている。今後話をしていきたい」

前原代表はこのように述べ、来月の衆議院選挙に向けて若狭氏らが来週立ち上げる新党との連携に前向きな考えを示した。

また、共産党との連携については、「小選挙区なので与党と野党が1対1に持ち込むことが大事だ」と述べ、理念と政策を見極めたうえで、候補者の一本化を模索する考えを改めて示した。

一方、共産党の志位委員長も東京都内で、「接戦区を中心に与野党一対一の対決構図がつくられるような選挙区を広げていきたい」と述べていて、今後、野党の選挙協力が加速しそうだ。

と伝えていますが、北海道では全小選挙区が野党共闘を決定し、熊本でも民共の県連が一本化の方針ということで、熊本について前原氏は「驚いている。党本部がまったく知らないところで進んでいることで あって、しっかり事情を聴きたい」(朝日新聞)としていましたが、共産党との連携に否定的な立場を一転して、早くも信念の無さが浮き彫りになってしまいましたね。

まあ党内人事を見ても、左派の顔色伺いしかできなかったということは明白ですから、これも予定通りの行動でしょうけれども、選挙の戦略が「安倍政権の横暴」というものを宣伝しつつ、野党が一丸となって戦うというイメージしか作り出せないということでしょう。

確かに以前であれば、イメージ選挙で風を起こすことは出来ましたが、近年の有権者の動向は、やはり民主政権を誕生させた結果というものを実感しているわけで、今回の解散というものに否定的な意見を持ちつつも、いざ政党を選択するとなれば、冷静に判断するということになると考えます。

加計学園の偏向報道で削りに削ったはずの支持率が回復していることに関して、安全保障の問題が起これば回復すると識者は分析していますが、説明不十分と感じるかと問われれば、明確に十分だ!とは言い難い部分もあったわけですから、全体的な支持率が下がるのも当然と言えるでしょう。

偏向報道の裏事情も明らかになって、民進党の追及も穴どころかネタがデマとあっては、目が覚めるのも当たり前です。

そこで、引き続き政権批判と森友・加計ネタのみで、課題の安全保障はスッカラカンの野党との対決、しかも、民進党が前原代表になって独自路線もという船出の選挙でいきなりの民共連携に舵を切ったというのは、船を沈没に導く操舵ミスということになりますね。

仕事人内閣は仕事をせずに解散との指摘もありますが、注目された河野、小野寺の両大臣の発言と対応は上々で評価する声も多いですから、「仕事をしてくれる」というイメージは有権者にも伝わっているでしょう。

安心か不安かということを考えるだけで既に決着アリですが、公言したこともすぐに揺らいでしまうようでは信頼を勝ち取ることはできませんから、特定の支持と票を集めることに止まるどころか、見かけ上共産の躍進を手助けして終了ということになってしまうでしょうね。