希望の党は一次公認候補者の顔ぶれがようやく決まり、いざ選挙へというところで、都民ファーストの会から議員が都政運営を含めた小池氏の一連の行動に反旗を翻して離党を検討しているということで、希望の党にとってはまたまたイメージダウンというより大きな痛手となりそうです。

各社が報じていますが、毎日新聞では

東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」に所属し、昨年7月の都知事選から小池氏を支援してきた音喜多駿(おときた・しゅん)、上田令子両都議が離党を検討していることが3日、関係者への取材で分かった。国政政党「希望の党」代表に就任した小池氏の政治姿勢などに反発する動きで、5日にも離党届を提出する方向で調整しているという。小池氏に対する造反行動は、衆院選にも影響を与える可能性がある。

関係者によると、両都議は「東京大改革」を掲げて当選した小池氏が国政政党を設立したことや、9月に荒木千陽(ちはる)都議を代表に選出した際、所属議員に諮らずに小池氏を含む執行部3人だけで決定したことなどを問題視。「小池氏の政治姿勢や都民ファーストの会の方向性、運営体制に疑問があり、これ以上は一緒にできない」などと説明しているという。音喜多氏は、荒木氏の代表就任が報告された議員総会でも「自民党よりひどい『ブラックボックス』だ」と異議を唱えるなど反発を見せていた。

両都議は、都知事選で早い段階から小池氏を支援。小池氏は両都議を群れの中で最初に海に飛び込む「ファーストペンギン」と称し、音喜多氏には今年7月まで都議団幹事長を任せるなど、一時は重用した。

両都議は5日閉会の都議会定例会後に離党し、別の会派を結成するとみられる。都民ファーストは今年7月の都議選で55議席を獲得して第1党に躍進したが、わずか3カ月で分裂することになった。

と報じています。

重用してきた若手から、いわば三行半を突きつけられた格好の小池都知事は、国政どころか都政の運営もおぼつかないという事態に陥る可能性が大ということになりそうですね。

音喜多氏は「しがらみのない政治をやってほしくて小池都知事を応援してきたが都政で達成されてない。まだまだ都政で改善しないといけない点があるのに国政に行くのは間違ってる。そのようなことの為に応援してきたのではない!」とも述べていましたが、多くの都民を代弁した正論以外の何物でもありません。

国政に打って出るタイミングは今なのかと言えば、知事職、そして都政での都民ファーストの会の働きぶり、実績を積み上げてからだというのは都議選時から言われていたことですし、東京が重要課題をいくつも抱えている中での国政進出宣言と、その後のゴタゴタとグダグダぶりなど首をかしげるようなことばかりです。

小池氏が国政挑戦を宣言して政権奪取を口にしても、首相は誰になるのか、閣僚は?などと考えるだけでも不安ですから、そのような党が選ばれるようでは世も末です。

アホな識者気取りの評論家は安倍総理のように独裁的だなどと言いますが、総理は手続きを踏んで、今回の解散も事前に根回しをして物事を決めているのに対して、細野・若狭両氏が側近なのだろうとは思いますが、協議することなく突っ走っているのですから全く異なります。

それが都政でもということに加えて、中途半端で視点が定まらない政治にはついていけないというもの当然でしょう。

ともあれ、その中途半端ぶりをいかんなく発揮して、ここ数日だけで目覚ましい効果を政界にもたらしたということは素晴らしいですね。

前原代表が完全に持て余した民進党を綺麗に色分けして分別へと進めた功績だけでもまあ、一つぐらいは評価してもいいでしょうかね?!