Twitterでトランプ米大統領の長女イヴァンカ補佐官が設立に関わった女性起業家支援基金に、安倍首相が5千万ドル、約57億円を拠出するとしたことに対して、

まあ記事のタイトルが「首相、57億円拠出を表明 女性起業家支援のイバンカ氏基金」ですから、ユーザーは勘違いのツイートを繰り返していますね。

これも完全な印象操作ですから騙されてはいけないのですが、よく考えてみましょう。

国が57億も個人の基金に理由もなく拠出するわけなどありません。こういったところの思考が、加計学園は総理がお友達だから優遇したに違いないという実に想像力がたくましいアンポンタンを生み出しているわけですが…

 

基金名を書かない自由のマスコミ

この基金の名称をなぜ書かないのかというのが疑問ですが、それもマスコミ流の検索させないテクニックというものでしょうね。

誰かが「女性起業家資金イニシアティブ(We-Fi)」と書けば、すぐに検索されて、これは世界銀行グループが設立したもので、今年の7月8日に20カ国財務大臣・中央銀行総裁会議(G20)で発表されたもので、

女性起業家が直面している、資金調達、経営、事業拡大において、資本やテクノロジーへのアクセスの制限、人脈や知識への繋がりの欠如、事業経営や開発に対する法律面・政策面での制約など、数多くの課題の解決に向けた支援であったり、

金融機関から十分なサービスが受けられない状況にある途上国の女性起業家の支援を行っていこうというもので、個人が絡む話ではなく世界的な規模のプロジェクトだということがわかってしまいますからね。

 

拠出は7月に発表済み!

 

この基金設立の発表と同時に、外務省はホームページにも「我が国 からは,本件イニシアティブに対し,5,000万ドルを拠出する予定です。」と明記していますから、イヴァンカさんよく来たね!お小遣い!などではありません。

それに、イヴァンカさんはこの基金の運営管理や資金調達には関与しないことが決まっているのですから、これらの記事の書き方は悪意があるとしか言いようがありません。

私がいま述べたようなことを後段に説明しないから、読者が誤った理解をしてというのが狙いだと思いますが、報道はそれをやってはダメですからね。