天皇陛下の退位時期が再来年4月で固まり、「災害の時代」とニュースでも言われていますが、阪神・淡路大震災、東日本大震災という未曽有の災害が襲った平成。

天皇、皇后両陛下は、こういった被災地の慰問では一人一人と目を合わせてお言葉をかけている姿、私は直接はお会いすることは出来ませんでしたが、一様に両陛下の「温かさ」「ぬくもり」が伝わったということ、「ありがたい」の一言で前に進む力になったと話していましたね。

さて、天皇、皇后両陛下に関するエピソードというものはたくさんありますが、陛下の何気ない一言であったり日々の行動にも非常に深みがあって、感動してしまいますね。

今回ご紹介するお話は、陛下のお食事に関してですが、天皇陛下は行幸の際に必ずですね希望されるメニューというものがあるということで、それが庶民、国民の定番メニューだということなんですね。

天皇陛下の体調管理においても重要な食事は「宮内庁大膳課」の職員が担当しているということですが、陛下もご高齢ということもあって、メニューには侍医のチェックも入りますし、相当気を遣われているようです。

それでは好きなものをお召し上がりになる機会というものは無いのでは?とも思いますが、陛下が行幸、つまり外出される際に必ずと言ってもいいほどリクエストするのが「カレーライス」なのだそうですが、その理由について週刊FLASH 2017年2月28日号の記事に皇室担当記者の話として次のように書かれています。

「陛下がお好きだということもありますが、カレーなら簡単に作れて話しながら食べることもできます。訪問先の負担を少しでも減らそうとする陛下のご配慮でもあるのです」

こうした何気ない言葉であったり、行動に、陛下のお人柄というものが表れていると思いますが、食事という人間の欲求というものが存在する場面でも、周囲はもちろん国民へ配慮される優しさには感動する以外ありません。

皇室会議を経て皇太子殿下へ譲位されるということになりましたが、陛下のお言葉から、陛下自身の御体ということだけではなく国民の負担というものを考えての事と解しています。

街の声同様に陛下には「ありがとうございました」という感謝と、そして何よりお健やかにお過ごしいただきたい、そう願うばかりです。