安倍総理が国会で所信表明演説を行って、憲法改正に対してもまずは議論をと呼びかけたのですが、マスコミや野党の脳内にはモリカケしか無いようですね。

先に行われた委員会での審議では野党議員が躍起になって石破4条件について議論されたのかどうかという質問をしていましたが、さてその石破4条件というものも実に抽象的で、明確な基準というものが無いんですよね。

ワーキンググループの議事録をしっかり読んで質問に立っているのか疑問に思うほど、野党議員の頭の中には嫌安倍虫が湧いてしまって、どうにもならないというのが今の状態ですね。

提案した愛媛県がはじめにヒアリングを受けた平成27年6月5日の時点では、愛媛県の山下地域振興局長が一通り説明したあとに、八田座長が「公務員獣医師の確保ならば獣医学部新設よりも奨学制度の充実で足りるのではないか?それでほとんどの問題はクリアするから必要無いのでは?」と返しています。

実はご存知の方もおられると思いますが、これと同じセリフをその時は知事室だということですが、加戸前知事に言っている人もいるんですよね。

それは誰あろう、加計学園、獣医学部新設阻止の一番槍である獣医師政治連盟の北村氏ですから、このワーキングループは安倍総理の息がかかった慣れ合い会合ではないことがハッキリしているということを言っておきましょう。

そういった指摘に対して県側は、単なる獣医師不足だけではなく、日本一の養殖県として水産物はじめ食品の海外輸出振興というところで必要なのだと説明した結果、

八田座長も「セールスポイントになるのではないのですか。しかし、ほかの養殖をやっている県で、そこの地域の獣医学部が役に立っているところがあるかどうか、その例をもし挙げられればいい」ということで一定の理解も示していました。

山下局長は「公務員は一部である」としてこの回は締めくくられたわけですが、当然のことながら石破4条件に公務員獣医師だけでは対抗できないということは明らかですね。

その後に獣医学部新設というのは、やはり、新たなことに取り組むということで納得してもらわなければいけないということで、国際的に通用する獣医師の育成であったり、感染症に対応というものもありますが、動物の体な動きというものを研究して人間、スポーツなどに応用していこうというものも今治氏としてのスポーツ・ベンチャーと併せて提案した際にも。

委員からは、4条件という言葉は明記されていませんが、一連の議論では「日本再興戦略2015」というものが見えていますから、「獣医学部の新設はハードルが高い。非常に特殊な獣医学部だから既存の獣医さんとコンフリクトがない」という説明が必要だとされているわけですね。

ですから、議論がなされていないという指摘は全くのデマで、石破4条件というものがあるから、特殊性を持った提案をしてくれないとワーキンググループとしてOKとは言えないのだという議論がしっかりとされていたわけです。

これに対して、具体的な数字を上げて説明しろとか、何を持って判断したのかなどと追及気取りで時間をゴミに捨てているバカ議員が多いというのは実に情けない限りですね。

石破4条件と言われる文言には具体性など一切ありませんから基準に成り得ませんし、閣議決定と言っても読んでみれば「既存の学部を作ろうとしているのではありませんよ」という単なるお知らせでしかありません。

いくら自己の基準を勝手に設定して、それをクリアしていなはずだ!納得がいかない!と言っても、基準が無い曖昧な話ですから、ワーキンググループや諮問会議がヒアリングをして、まあ厳しい質問も投げ掛けて、その結果「満たしている」という判断が最終ですから、「一点の曇もない」という主張は尊重されるべきことでしょう。

石破4条件の基準というものが存在しない以上、直接的な判断を下した側が会見も開き、参考人としても回答したこと、文科省が異論を唱えなかったことで事は足りることですから、答弁では「完全にクリアされた」ものであると回答し続けるだけで十分だと考えます。

それでもというのであれば、質問者と記事を書く側が自ら証明するべきだということですね!